1973年度朝日広告賞第2部グランプリを受賞し、新聞、雑誌、図鑑、百科事典などに動物の絵を書いて活躍した画家による動物絵本。サンケイ児童出版文化賞推薦、厚生省中央児童福祉審議会特別推薦、日本図書館協会選定、大阪市立中央図書館選定と評価も高い。同シリーズとして『どうぶつのおかあさん』、『おかあさんといっしょ』などがある。 この絵本に文字は一切なく、そこにあるのは精巧に描かれた動物の親子のみ。毛並みの一本一本までていねいに、その息づかいまで聞こえてきそうな絵には動物本来のもつ美しさがある。登場するのは、子どもたちに身近な犬やねこをはじめ、ウサギ、サル、クマ、カバ、キリン、ライオン、ゾウ。子どもたちはあくまでもかわいらしく、親はその内に秘めた強さを感じさせて見る者を圧倒する。デフォルメされたものと現実のものとを結びつけて考えられない赤ちゃんの目にもはっきりととらえられる写実的な絵で構成された本書は、はじめての絵本として最適の1冊。(小山由絵)
癒し系の絵本です
文字のいっさいない絵本です。身近にいる犬や猫、動物園の人気者のライオンやキリン。ページいっぱいに描かれた動物の親子のかわいらしい しぐさに、思わずにっこり。
1966年初版というから40年以上も愛されている、大人の人にもおすすめの、癒し系の絵本です。
想像性育成
この絵本は文字は全くありません。 「犬・猿・熊・カバ・キリン・ライオン・ゾウ」それぞれの動物が登場し、「何をしているか」とか「体の特徴はどうか」など自分たちで想像しながら、親子で楽しめる一冊です。 想像性の育成に良いと思います。
写真よりリアル?美しい!
〜1歳目前の娘が動物大好きなので買った絵本!絵本読み聞かせをしていますがこの本には文がないので最初は苦戦!鳴き声と名前の説明をしていましたが…サイやキリンの親子が出て来て鳴くんだっけ?おかげで説明する私もこの絵をじっくり見ていろいろ言葉を探すようになり、娘もそんな私にいろんな反応を示してくれていろんな遊び方出来て新鮮です。現1歳2ヶ〜〜月になった娘の手でも大きい本ですが、一所懸命本棚から運んでくる姿に感激!きりんの首の長さに驚いてページを閉じたり開いたり、裏表紙の猫をみて鳴き声やしぐさを真似する娘を見ているだけでもハッピーです♪〜
子供の創作意欲がわきます
この絵本には言葉は一つも出てきません。 表紙の猫から始まり、内表紙、中身にいたるまですべて動物の親子の絵のみです。 この動物の親子が実によく描けていて、動物の親が子供に愛情を注いでいる様子が絵本から伝わってきます。 言葉が一つも出てきませんので、小さい頃は「これは○○だねぇ」と語りかけが出来ますし、1歳くらいになれば親の創作物語を盛り込んであげればいくらでも絵本の世界が広がります。 動物の絵本はたくさんありますが、これほどリアルに描けている実用的な絵本は他にはないと思います。
福音館書店
ちいさなねこ (こどものとも傑作集 (33)) どうやって ねるのかな (幼児絵本シリーズ―藪内正幸のどうぶつ絵本) おんなじおんなじ (ぶうとぴょんのえほん) だれかしら (ミセスこどもの本 どうぶつあれあれえほん) おふろでちゃぷちゃぷ (松谷みよ子あかちゃんの本)
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