Lee Morgan Indeed!
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商品カテゴリー: | インディーズ,ジャズ,フュージョン,ミュージック,ポップス,JPOP
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収録曲: | Roccus (Rudy Van Gelder Edition) (2007 Digital Remaster), Reggie Of Chester (Rudy Van Gelder Edition) (2007 Digital Remaster), The Lady (Rudy Van Gelder Edition) (2007 Digital Remaster), Little T (Rudy Van Gelder Edition) (2007 Digital Remaster), Gaza Strip (Rudy Van Gelder Edition) (2007 Digital Remaster), Stand By (Rudy Van Gelder Edition) (2007 Digital Remaster), Little T (Alternate Take) (Rudy Van Gelder Edition) (2007 Digital Remaster),
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セールスランク: | 65964 位
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参考価格: | 1,538円 (税込)
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ここから始まった
リー・モーガン(trumpet), クラレンス・シャープ(alto sax), ホレス・シルヴァー(piano),
ウィルバー・ウェア(bass), フィリー・ジョー・ジョーンズ(drums)
まさに寒さで凍っていた土が融けて、草木の新芽が、陽春を待ちわびて今にも顔を出そうと
しているような勢いを感じる1956年録音のモーガンのデビュー作。
だが、そこにいるのは18のガキなんかじゃなく、もう十年来も第一線でプレイしてきかの
ような堂々たる雄姿だ。
サイドメンも充実していて、ウェアにシルヴァーにフィリー・ジョーと、うねるような
グルーヴィーなプレイで、モーガンを盛り立ててバックアップしている。
しょっぱなからモーガンの圧倒的で卓越した技巧と、歌うフレージング、そして自身のソロ
もイケてるホレス・シルヴァー作のファンキーな[1]を始めに、いかにもベニー・ゴルソン作
らしいダイナミックな[2]、とろけるようなバラッドの[3]、ウェアのうねるようなランニング
ベースが最高にカッコいい[4]など、聴かせてくれるナンバーが並ぶ。
選曲も良ければ、演奏もグルーヴィーで素晴らしい。
ジャケットに写るモーガンの瞳からは並々ならぬ意志の強さを感じ取れるが、プレイに関して
も、俺はここから始まるぞ!やるぞ!という燃えたぎる情熱を感じさせてくれる。
鮮烈のデビュー作だ。
怒れる若者モーガン、まさに天才のデビュー
リー・モーガンはJMに在籍中に数多くの名演を遺したので、彼の全盛期は50年代前半から60年代初頭というのが、大方の認識であろう。しかし、モーガンはデビュー時にすでに、とんでもない傑作をものにし、早熟の天才として、生涯のベストに近いプレイを演じている。もちろん荒削りで、円熟味という意味では劣るが、スリルに満ちたアドリブや力強いアタックなどにおいて、クリフォード・ブラウンに匹敵する逸材であることを証明してみせたのである。僕が初めて、このアルバムを聴いたのは学生時代で、大学祭の模擬店のカウンターで、とてつもないトランペットの音に圧倒された記憶がある。ハバードもバードもドーハムもこれほどのソロは出来ない。クリフォード・ブラウンの生まれ代わりのような鬼気迫るプレイだ。当時のこの演奏を聴く限りモーガンへの天才を疑う者はいないし、期待は膨らむばかりであったに違いない。しかし、これほどの才能をもってしても、時代の方向性を読みきって、ジャズの進むべき新たな沃土に進むことは困難だった。ハード・バップ、ファンキーの立役者もモードやフリーの嵐の中で、自らの才能をもてあまし、進む方向を見誤ったのではないだろうか。サイド・ワインダーもアルバムの出来としては悪くはないし、商業的成功も収めた。しかし、70年代という、あらたなエレクトリックサウンドやフュージョンの波の中で,彼本来の才能を十分活かし、一歩ずつ獲得していく何かをつかんでいたかというと、残念ながらNOといわざるを得ない。不幸にも72年に射殺という壮絶な死を迎え、未来をたたれたため、80年代後半の新伝承的、ジャズ本来の見直しといった作業にも立ち会えなかった。モーガンのあまりに多いアルバムと紋切り型のアドリブで、やや耳につく方も多いだろうが、このデビュー盤を再聴し、彼のすごさを再認識してもらいたいと切に願っている。
モーガン18歳の初リーダー作
RVG Editionによる初CD化作品。モーガンはこれを皮切りにBlue Noteでリーダー作やジャズ・メッセンジャーズのメンバーとして華々しいキャリアを積んでいくことになります。若干18歳の初リーダー作ですが、プレイのセンスやテクニックは既に完成されていて、改めてその天才ぶりに驚かされます。曲は、ホレス・シルヴァーが1曲、ベニー・ゴルソンが2曲、ドナルド・バードが1曲、オーウェン・マーシャルが2曲を提供。マーシャルの「The Lady」では、バラードのプレイが素晴らしい。バードの「Little T」は別テイクを収録。Bob Brumenthalが新たに書き下ろしたライナーで指摘しているように、この別テイクは本テイクより出来が良いと感じます。本テイクでのモーガンのセカンド・ソロがオープンなのに対し、別テイクではミュートでのプレイになっており、このミュートでのソロが素晴らしい。ライオンが何故こちらのテイクを採用しなかったのか謎。一聴の価値ありです。
Blue Note
Candy Bass on Top Jackie's Bag The Amazing Bud Powell, Vol. 2 Happenings
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