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“できる人”は地図思考
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| ジャンル: | 自己啓発,能力開発,意識改革,自己改革,学習,能力発見
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灘中・灘高、東大理科Ｉ類を経て、国家公務員試験Ｉ種（経済職）2年連続合格、NHK記者・アナウンサー、医師国家試験合格…。前著『不可能を可能にする最強の勉強法』で大好評を博した天才、吉田たかよしがついにその頭脳の秘密「地図思考」を明らかにした。 著者によると、理科系・文科系の横断を可能にするのは、右脳の働きを最大化する「地図思考」（頭に地図を描いて情報を認識する）にあるという。本書では、まずこの「地図思考」の優位性を裏付けるべく、優れた経営者やノーベル賞受賞者、アナウンサーなどの豊富なエピソードを示している。さらに、医学博士課程に身を置く著者らしく、医学的見地からも「地図思考」の魅力を説いている。前著で見られたようなユーモラスな手法があまり見当たらないのが残念だが（日本語や英語の読解力を高めるという「老眼のポーズ」など、一部は存在する）、著者のアナウンサー時代の話など、豊富なエピソードは枚挙にいとまがない。 たまたま幼少期に「地図オタク」だったのが幸いして「地図思考」を手に入れたという著者。本書を読んで地図思考の実践法を学べば、読解力、発想力、人にわかりやすく伝える能力が身につくかもしれない。（土井英司）
できない人こそ地図思考(^ω^;)(;^ω^)
天才はものごとの「全体」を認識すると言われている。
凡人は目先のこと、些細なことにこだわってしまう。「部分」しか見ていない。部分を見て、あーだこーだと言う。それは良い、悪いとすぐに決めつけてしまう。その根拠は、好き、嫌いだったりすることが多い。
では全体を見るにはどうしたらいいんだろうか？ それがこの「地図思考」である。
鳥の目を持つのである。
例えば、巨大迷路の中を行き当たりばったり行っても、抜け出せない。自分の目の高さだけで見ていると、狭い通路と壁しか見えない。
空から見下ろすように視点を変えてみる。俯瞰して見るように考え、迷路の地図を描いてみる。出口は早く見つけ出せるだろう。
鳥のように俯瞰するのは空間的な面だけではない。時間も俯瞰してみる。
人生を流れで見る。過去の嫌な出来事も、役に立つ体験であったことがわかる。こうなりたいという未来から逆算して、今日の行動を決めてみる。
人生は困ったことが次々に起こる。頭の中は、あれもこれも、どうしていいかわからない。頭の中で考え込んでも、解決できない。そんな時こそ「地図思考」である。
困ったこと、思いついたことをメモでどんどん書き出す（地図を描く）。
次に、それを眺める（地図を見る）。
すると、それぞれの関係が見えてくる（地形を知る）。
最初のとっかかりを何とかしたら、他のごちゃごちゃは、そう問題でないとわかる。後回しでいい（地図を見てプランを考える）。
「地図思考」は脳の特徴を上手に使うやり方です。複雑に見えることを、簡単に扱えるようにする、魔法のテクニックです。画期的でありながら、費用もかからない。高額なセミナー料や学習セット代金を払う必要もありません。
メモ用紙とボールペンでOK。お手軽、お気楽。あははは。
２！
「二つの尺度の分析を繰り返せば、本質に迫れる」には、
目から鱗です。
できる人は、こういう考え方をしているんだなー、と
参考になりました。
例え話も多く、分かりやすく解説されいます。
読むなら後半から・・・
この作者の本は、この本以外にあと４冊持っていて、どれも結構良かったのですが。
この本に限って言えば、特に前半部は、ゴーストライターでもいるのかと思ってしまいました。
好きな作者じゃなければ星二つにするところです。
作者は他の本では、これでもか！というくらい具体的に実践する方法を提示してきます。
ところがこの本では、前半は地図思考のCMばかりです。
一流の人は地図思考していると具体名は出てきても、
どう地図思考しているのかの提示はありません。
後半になって、やっと具体的な話が少し出て来ます。
平凡な本
５０ページ程読んで、内容がつまらないし、おもしろくないので、時間の無駄と感じ、途中で止めました。
最初に数名の著名人の発想法についてのエピソード的な内容も、
他の書物からの情報の受け売り的で、新鮮みがなくて、つまらない気がしたので、読むのを止めてしまいました。
まさに「勝ち組」の秘密情報
この本は星の数を無限にしてもよいほど「ありがたい」本である。
特に本心では勝ち組の仲間に入りたい学生（＝すべての学生）にとってそのありがたさは計り知れない。
この本は「できるやつらは、情報を言葉だけ、文の形で考えるようなことはしない」という「勝ち組の情報」を提供してくれるが、このことを、「当たり前のこと」「いまさら取り立てて本にするまでもないと」と一蹴するものがいる。
そのよう人に質問したい。
学生時代はみんな「ノートをすべて図でとる」「ノートに助詞などを一切書かない」「文・箇条書きで一切書かない」のか？
そんなことはないはずだ。
文の形、箇条書きの形でノートをとる、言葉だけで考えるやつ＝「負け組」もいるはずだ。
そんなの人それぞれというが、好き好んで「負け組」みの方法をとるやつなんかいないはずだ。
そいつらは「ノートは文の形で取ると負ける」という「情報」を知らないだけだ。
勉強法、思考法、読書法の本はたくさん出ている。
それらはいわゆる「勝ち組」が書いたものだろう。
でも、どの本も肝心な「できるようになった秘密」は伏せてある。
表面的なことしか書こうとしない。
例えば「問題を繰り返し解く」とあるがこれでは曖昧過ぎて実際勝ち組はどのように解いているのかは秘密のままである。
言葉だけで考えて解けばいいのか、考える手がかりに図を書きながら解けばいいのか。そのような「具体的な」要素の差、ちょっとした考え方・行為・習慣の差が「できる」「できない」を残酷に二分するというのに！
この本は「できるやつ」の裏側、内側、正体、舞台裏＝秘密・秘訣を暴露してくれたという点で「ありがたい」。
人は秘密を簡単には教えてくれないものである。
自分だけ一人勝ちしたいからである。
そのような世界の中でこの著者は自分が「できるようになった」秘密を教えてくれた。
このようなありがたい人はめったにいないものである。
日経BP出版センター
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