第二次大戦回顧録 抄 (中公文庫―BIBLIO20世紀)
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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著作者人格権の侵害
確かにチャーチルの第二次世界大戦回顧録を全部読むのはしんどい。何回か挫折しながら、決意を決めて読まないと完全読破は困難である。
しかし、だからこそ、チャーチルのその時その予期の苦悩とか、中長期の戦略などがわかって、一級の歴史資料となるであろう。
このようにダイジェストにすることは、決して、全て否定されるべきものではないと思う。名著であるが長いものを若い世代に知らしめるとか、ダイジェスト版であらすじを示して、それを機会に原作に親しんでみようとか、前向きな意図があればいい。
しかし、第二次世界大戦の戦況については、大筋において、歴史の授業で知ってるのだから、その意味ではダイジェストにする意味はない。又、ここまで分断されてしまうと、これを機会に全巻読もうと思う人間が表れるとも思われない。
してみると、この本は、チャーチルの対策に対する冒涜であり、彼の著作者としての人格を侵害しているのではないか?
凝縮しすぎちゃう??
チャーチルの第二次大戦回顧録は、かつて全24冊で出ていて、縮刷版が出たとき嬉しかったです。今回文庫本になったというので読んでみましたが、あれあれと思う間にドイツが負けていて、なんだか原書の持ち味が、ほとんど損なわれているように感じました。太平洋戦争の戦記物とは違い、欧州とイギリスに力点のあるところがチャーチルの面白さのはずが、きわめて常識的な「戦記物」に化けていて、失望しました。
中央公論新社
チャーチル自伝 (直読直解アトム英文双書 (74)) 第二次世界大戦〈1〉 (河出文庫) 第二次世界大戦〈2〉 (河出文庫) 第二次世界大戦〈4〉 (河出文庫) ハル回顧録 (中公文庫BIBLIO20世紀)
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